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フランスの高等教育におけるデュアルシステムーその多様性の解明―

研究課題

研究課題/領域番号 20K02951
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09050:高等教育学関連
研究機関名城大学

研究代表者

五十畑 浩平  名城大学, 経営学部, 教授 (10610579)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード職業教育 / デュアルシステム / フランス / 高等教育 / 若年者 / 労働市場 / 人材育成 / 大学 / グランゼコール / アルテルナンス / キャリア / 交互制職業教育
研究開始時の研究の概要

フランスでは,長い職業教育の歴史のなかで,教育機関での理論的教育と企業での職場実践を組み合わせた「フランス型デュアルシステム」が発達してきた.同制度は,もともと中等教育レベルの若年者を育成するものとして発展してきたが,1987年の制度改定を契機に,高等教育の学生がこの制度を活用する動きが活発化し,現在では高等教育の学生が全体の5分の1を占めるまでになっている.しかしながら,高等教育における同制度の実態究明はこれまでなされてこなかった.本研究は前採択課題の研究成果を踏まえ,そこで発見された学校種ごとの「多様性」に着目し,学校種ごとの歴史的変遷,実態,教育効果,課題を検証する.

研究成果の概要

第一に、同教育制度のメインである見習(みならい)契約制度(Contrat d’apprentissage)は、これまで中等教育レベルの契約者が多数を占めていたが、2020年には高等教育レベルの契約者が過半数を占めるにまでなり、近年、高等教育でのアルテルナンス教育の発展が著しいことが明らかとなった。
第二に、こうした新たな潮流の一因として考えられる2018年の法改正については、本改正がとりわけ、若年者の事情に配慮し、従前の見習契約における制度上の硬直性を緩和していることがうかがえた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

デュアルシステムが高等教育で発展しているという新たな潮流をまずつきとめるとともに、その多様な実態も把握することができた。

報告書

(5件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] アルテルナンス フランス版デュアルシステムの新たな潮流2022

    • 著者名/発表者名
      五十畑浩平
    • 雑誌名

      中央大学経済研究所年報

      巻: 54

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] アルテルナンス フランス版デュアルシステムの新たな潮流2022

    • 著者名/発表者名
      五十畑浩平
    • 学会等名
      社会政策学会東海部会研究会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-01-30  

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