研究課題/領域番号 |
20K02977
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
加藤 基樹 早稲田大学, グローバルエデュケーションセンター, 准教授 (60507888)
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研究分担者 |
河井 亨 立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (20706626)
早田 宰 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (80264597)
植杉 大 摂南大学, 経済学部, 教授 (90366972)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 地域連携 / 地域貢献 / 地方創生 / コレクティブインパクト / ディプロマポリシー / まちづくり / 地域政策 / 社会連携 / 教育手法 |
研究開始時の研究の概要 |
人口減少と東京一極集中が進む日本において、地域は様々な課題を解決する手段として「地域連携」を実践している。この「地域連携」は、多様な学問領域から検討、分析がなされているが、今のところ学問体系として成立しているとはいえない。そこで、本研究では、様々な学問領域からの知見や議論を持ち寄って、地域に貢献する実学として「地域連携学」を構築し、さらにそれを教育プログラムとして開発するものである。
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研究成果の概要 |
これまで学問体系として確立していなかった「地域連携学」を教育プログラム、すなわち、大学の授業として成立するものとして、作り上げたことが最大の成果である。そのために、まず地域連携学を「地域と地域連携の性質・実態・機能を、諸学問の成果をもとに明らかにする学問体系」と定義して、各学問分野から地域やその連携と関係のあるテーマを抽出して、それらを体系的にまとめていった。さらに、これを本学の「地域連携学」の授業に落とし込んで、学生の反応を見ながら改善を繰り返すことで、さらにブラッシュアップすることができたものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義は、従来の学問分野にまたがる地域やその連携に関するテーマを体系的に研究する枠組みを提供し、地域社会の特性や連携の実態を総合的に解明する道を開いたことが挙げられる。また、社会的意義としては、さまざまな課題を持つ地域について、地域の持続可能な発展を促進するための実践的な知識とスキルを提供する教育プログラムを構築することで、学生が地域の「学び方」を学び、さらに地域社会の課題解決や活性化に寄与して、地域社会に貢献できる人材となることに貢献することができるようにしたことである。
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