研究課題/領域番号 |
20K03004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 星槎大学 |
研究代表者 |
三田地 真実 星槎大学, 大学院教育学研究科, 教授 (10209265)
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研究分担者 |
坂上 貴之 慶應義塾大学, 文学部(三田), 名誉教授 (90146720)
神山 努 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, インクルーシブ教育システム推進センター, 研究員 (50632709)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 応用行動分析学 / ビデオ教材 / 保護者支援 / ABA / ペアレントトレーニング / ペアレントプログラム / 動画 / DVD / ペアレント・トレーニング / ペアトレ / 保護者 / 障害 |
研究開始時の研究の概要 |
障害のある子どもの示す問題行動にどのように対処するかは、子どもを育てている保護者にとっても大きな課題である。保護者に対するABAの理解啓発が必須である。今回はこの保護者向けのABA理解啓発ビデオを作成し、その効果を検証することを目的とする研究を立案した。本邦においては、保護者がABAを学ぶためのペアレントトレーニングは整備されつつあるが、未だ多くの保護者はその機会に恵まれていない。より多くの保護者にABAの理解啓発を早期に促すために、ビデオ教材を用いることで、指導者が不足している地域を含めた、保護者支援促進の一助となることを狙いとしている。
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研究成果の概要 |
本研究では、障害のあるなしに関わらず、子どもを持つ保護者がどのように我が子とかかわりを持つかということは子育てのスタート地点では非常に重要なことである。本研究では、特に子どもの問題行動について、応用行動分析学の研究分野において明らかにされている行動の機能に着目しその機能に基づいた適切なかかわりをもつことで問題行動の低減、及び適切な行動の獲得・維持について保護者に理解してもらえるビデオ教材の開発を行った。ビデオは製作が終わっている。本研究はコロナ禍と同時に開始となり、そのため研究進捗が大幅に遅延し、研究期間中に行えなかったビデオの検証は今後継続して行う予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で製作したビデオ教材は約10分という短い尺のものであるが、その中に子育て場面で子どもの障害のあるなしに関わらず、保護者が直面する頻度の高いものを3つ選択し、講師が講義するというスタイルではなく、ドラマ仕立てで、保護者のかかわりの何が問題なのか、具体的にどう保護者が行動を変えて子どもに関わればよいのかについて、具体的に示している。全く応用行動分析学の知識がない保護者にも理解されやすい内容になっていることが今後の検証されると予測され、その結果を踏まえて多くの保護者が我が子とのかかわりを行動の原理に沿った適切なものに変容することが期待されている。
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