研究課題/領域番号 |
20K03019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
霜田 浩信 群馬大学, 共同教育学部, 教授 (80364735)
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研究分担者 |
木村 素子 群馬大学, 教育学部, 准教授 (60452918)
坂西 秀昭 群馬大学, 大学院教育学研究科, 教授 (40883715)
内田 誠 群馬大学, 共同教育学部, 准教授 (70883619)
河内 昭浩 群馬大学, 共同教育学部, 准教授 (10625172)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 交流及び共同学習 / 知的障害 / 教科学習 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、特別支援学校と小学校での十分な交流がある環境において、交流及び共同学習の環境整備の成立要因を検討し、障害のある児童生徒と障害のない児童生徒間で繰り広げられる交流及び共同学習、特に共同学習の側面に重点を置いた実践と研究を行う。 そして、知的障害のある児童と障害のない児童における教科学習による交流及び共同学習が成立する要因や成果を検証し、その要因に基づいた共同学習の側面を重視した交流及び共同学習プログラム開発を目的とする。
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研究成果の概要 |
知的障害のある児童と障害のない児童における教科学習による交流及び共同学習が成立する要因や成果を検証し、その要因に基づいた共同学習の側面を重視した交流及び共同学習プログラムを検討した。交流及び共同学習の単元計画・授業づくりの8つの過程や手順を整理し、「共同学習の側面に焦点を当てた交流及び共同学習」の実践プログラムの一部として見いだした。交流を通して教科の学習到達を目指すための目標設定や評価方法について検討された。交流及び共同学習を軸とした教師の協働としての教育の相乗効果を検討することが課題とされた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの交流及び共同学習の位置づけとしては交流を中心とした「障害理解教育」のひとつに位置づけることが多く見られるなか、本研究ではこれまでのような交流の側面を重視するのではなく、本研究は共同学習の側面を重視した研究となる。その検討を通して、単に交流及び共同学習の成果を検証するだけの留まらず教科学習を通した交流及び交流学習の汎用性のある実践プログラムとして開発をしていくことに独自性がある。さらに「交流及び共同学習」の環境整備の側面のみならず、「かかわりを通して互いに学び合う」といった共同学習の側面も含めた交流及び共同学習における実質・具体的で体系的な指針を示すことができる。
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