研究課題/領域番号 |
20K03071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 日本医療科学大学 |
研究代表者 |
高野 直美 日本医療科学大学, 保健医療学部, 講師 (60848505)
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研究分担者 |
宮島 祐 東京家政大学, 子ども学部, 教授 (10246308)
山岸 智子 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 助教 (40758760)
小池 啓子 埼玉医科大学短期大学, 看護学科, 講師 (40816972)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 放課後児童クラブ / 緊急時対応 / インストラクショナルデザイン / 教材開発 / 児童 / ストーリー型eラーニング教材 / インストラクショナル・デザイン / 教育プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、医療専門職がいない放課後児童クラブの職員を対象に、クラブを利用する児童の疾患や障害及び職員が対応した児童の緊急時対応の実態を調査し、職員の児童の緊急時対応に必要な知識や判断力と影響を及ぼしている要因を明らかにする。明らかのなった要因を活用し、クラブの職員が児童の緊急時に対応できるために、ストーリー型eラーニング教材を用いた教育プログラムを開発し、実際に職員に提供し、その有用性を検証する。新たに開発した教育プログラムの導入により、職員の児童の緊急時対応に必要な知識や判断力を養い、「児童の生命と安全を守る」質的な向上を目指し、クラブの目的である「子ども・子育て支援」に寄与できる。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、児童の健康管理と安全を守る専門職がいない放課後児童クラブにおける児童の緊急時の応急対応に関して、インストラクショナルデザインの視点で、ストーリー型eラーニング教材を用いた教育プログラムを開発し、その有用性を検証することである。 2021年度は、ストーリーの事例は、学童期において急変がありえて、適切な応急対応が求められる気管支喘息を有する児童とし、事例の年齢や性別は疫学的な視点を加えた。教材構築の検討では、ガニエの「9教授事象」を援用し、整理した。その結果、前提学習、事前テスト、ストーリー型の事例問題、事後テスト、自己評価・相互評価・振り返りをする掲示板、形成評価を含めた終了後アンケートを設計することができた。 2022年度は、上記目的が達成できるようにeラーニング教材のコンテンツ管理システムの検討を行った。また、教材分析と受講者の関連性について、調査および検証ができるようにWeb調査機能を加えることとした。調査項目は、職員の属性、気管支喘息発作時の応急対応についての学習経験の有無と勤務中に気管支喘息発作を起こした子どもの遭遇経験および対応経験の有無とした。 コンテンツ管理システムは、安定性が高く標準機能が豊富であり、機能が不足した場合にはカスタマイズすることができるとされるMoodleとした。Moodleは世界中で利用され、日本においても多数の教育機関で利用されているラーニング・マネジメント・システムの一つである。 教材の使用については、パーソナルコンピューターやタブレット端末、スマートフォンにて、個別に付与されたIDとパスワードを入力後に各設問について回答および解答できるようにした。今後、さらにストーリー型の事例の追加が可能となり、教材の充実化が図れる構築をすることができたと考える。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2021年度において、新型コロナウイルス感染症流行のため進捗が遅れてしまった。2022年度はWeb調査機能の追加およびコンテンツ管理システムの決定することができた。しかし、2021年度において進捗状況の遅れの影響にて当初の計画より遅れている状況である。
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今後の研究の推進方策 |
現在、代行業者にてeラーニング教材を作成している状況である。今後の計画は、eラーニング教材の完成次第、実際に放課後児童クラブの職員に試用し、その結果から教材の妥当性を検討し、改善を図る予定である。改善後は、放課後児童クラブの職員に使用し、教材の有用性を検証する。
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