研究課題/領域番号 |
20K03083
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 一関工業高等専門学校 |
研究代表者 |
秋田 敏宏 一関工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (80469569)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 教育工学 / ものづくり / 生産技術 / 教育モデル / AL / 工学教育 / 分野横断 / アクティブラーニング / 電気自動車 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、Society5.0社会の構築人財において必要不可欠な分野横断型の教育システムおよび教育モデルの開発・検証が目的である。 様々な要素技術が関係している電気自動車の体系的な教育モデルは十分ではないため、自動車工学および組込みシステムに関する教材開発および教育モデルの構築を行う。また、開発教材を用いた対話型コミュニケーションをALにより実践し、学習者の知識理解度や社会人基礎力の向上度合いを評価する。 電気自動車を題材とした教育モデルの構築を目指し、複合的分野における一体化した教材開発およびALによる学習効果を検証し、有効性を明らかにすることでSDGsに貢献する。
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研究成果の概要 |
本研究では、独自に開発した分解組立型電気自動車を活用した生産技術に関する人材育成のために教材開発およびモデル開発、評価方法の検証を行った。教育モデルを構築し、アンケート評価を行った。多くの学生・実習者より高い評価を得られたことから、教材や教育手法に関する部分として、座学による生産技術などのものづくりに欠かせない知識の習得と、分解組立実習におけるグループワークによるAL実践教育により、知識と技術が連動し確かな知識と経験を獲得できていると考えられる。生産技術に関する人材育成において、ALを多く取り入れ、自ら考えて行動することができ、習得度や満足度が高いという結果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ものづくり技術者の人材不足は顕著なものであり、産業界のニーズを踏まえた人材育成の強化は急務なものとなっている。本研究では、分解組立型自動車による複合融合的な学習を通じた次代の科学技術を担う教育システムおよび教育モデルの開発が目的である。今後のSociety5.0社会に携わる人材を輩出する上で必要不可欠なものな複合的分野における一体化した教育システムを開発・構築し、その有効性を検証した。
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