研究課題/領域番号 |
20K03089
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 独立行政法人大学入試センター |
研究代表者 |
櫻井 裕仁 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 教授 (00333625)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 妥当性 / 言語運用力試験 / 数理分析力試験 / 統計的分析 / 多肢選択式 / 非教科・科目型試験 / 言語運用力・数理分析力試験 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は,多肢選択式の非教科・科目型試験の妥当性(測ろうとした能力を測れる試験になっているか)に関して,実データによる検証および統計的分析に基づき,非教科・科目型試験の開発に有用な知見を得ることにある。多肢選択式の非教科・科目型試験として,言語運用力試験と数理分析力試験を取り上げる。両試験の妥当性は,調査データに基づいて検証し,統計的分析によって受験者集団の特徴抽出も併せて行う。
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研究成果の概要 |
本研究では,多肢選択式の非教科・科目型試験の妥当性と受験者集団の特徴抽出に関する研究を行った。多肢選択式の非教科・科目型試験として,言語運用力・数理分析力試験を取り上げた。大学1年生を対象として行った調査で得られた言語運用力・数理分析力試験の得点データ,大学入試センター試験の得点データ,基本的な能力・資質に関するアンケートの回答データを分析した結果,言語運用力・数理分析力試験の妥当性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
試験の質を担保する上で,一般に,その試験で問われている内容と実際に測定される能力とが一致しているかどうかを検討することが重要である。本研究を行う前には,言語運用力・数理分析力試験について,その目的に沿った能力を測ることのできる試験になっているかどうかに関するまとまった知見は得られていなかった。しかし,本研究により言語運用力・数理分析力試験に関する妥当性がある程度示された。これは,本研究の学術的意義および社会的意義のあることと考えられる。
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