研究課題/領域番号 |
20K03110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
金田 嘉清 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (50387669)
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研究分担者 |
櫻井 宏明 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (90387704)
小山 総市朗 藤田医科大学, 保健衛生学部, 講師 (90754705)
田辺 茂雄 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (50398632)
藤村 健太 藤田医科大学, 保健衛生学部, 講師 (50780623)
松田 文浩 藤田医科大学, 保健学研究科, 講師 (30646998)
渡 哲郎 藤田医科大学, 保健衛生学部, 助手 (40805305)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 教育 / 理学療法士 / 作業療法士 / 臨床技能 / 卒後教育 / 療法士養成 / 客観的臨床能力試験 / 療法士教育 / OSCE / 臨床 / 療法士 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、理学療法士・作業療法士養成の質の保証に向けて、若手療法士の臨床技能修得過程と影響要因について明らかにすることである。具体的には、同一の臨床技能に対する経験年数の影響を明らかにする、異なる臨床技能間の習熟度の違いを明らかにする、臨床技能修得過程の類型化を行う。本研究成果は、若手療法士の臨床技能向上に向けた効率的な教育手法開発に貢献できる。これは、リハビリテーション医療の質の向上に直接的に貢献する。そのため、本研究の社会的な意義は非常に大きく、幅広い普及が期待できる。
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研究成果の概要 |
本研究は若手療法士の臨床技能獲得のプロセスを明らかにした。初年度は、複数の施設とともに客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination:OSCE)の実施環境を構築した。さらに、勤務1年目から3年目までの若手理学療法士・作業療法士を対象に、同一課題のOSCEを実施した。結果、経験年数で臨床技能に有意差がないことを明らかにした。次に、異なる課題のOSCEを実施し、身体機能練習よりも動作支援で臨床技能の習得度合いが低いことを明らかにした。最後は、同一対象者に3年間OSCEを定期実施し、経験年数を重ねることで臨床技能が向上することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、若手療法士の臨床技能獲得のプロセスとその要因について明らかにすることを目的としていた。本研究の結果、臨床技能を高めるには、臨床経験と臨床技能教育の双方が必要であり、特に動作指導や補助誘導に関する内容が重要と考えられた。加えて、継続した客観的臨床技能試験は、臨床技能の向上に寄与する可能性を示した。本研究は、若手療法士の技能習得プロセスの傾向を明らかにするために必要であり、若手療法士の卒後教育方法構築に寄与すると考えられる。
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