研究課題/領域番号 |
20K03119
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大河 雄一 東北大学, 教育学研究科, 助教 (60361177)
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研究分担者 |
三石 大 東北大学, データ駆動科学・AI教育研究センター, 准教授 (50305306)
趙 秀敏 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 教授 (60733079)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ブレンディッドラーニング / スマートフォンアプリ / 語学教育 / 動機づけ設計 / UXデザイン / 学習動機づけ / スマートフォン学習教材 / スマートフォン / ゲーミフィケーション |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,我々がこれまでに取り組んできた,通常の対面授業にeラーニングによる復習を組み合わせたブレンディッドラーニングによる初修第二外国語教育を対象に,学習者が自主的に,継続的な復習を繰り返し行うことを可能となるよう,ゲーミフィケーションを応用した複数の学習動機づけ方略を備えたスマートフォン利用復習環境を構築することにある。 そのために本研究では,ゲーミフィケーションを応用して復習の実施にインセンティブを与える方略の設計・実装・実践を通じた有効性の確認に取り組む。
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研究成果の概要 |
対面授業とeラーニングによる復習を組み合わせたブレンド型初修中国語授業において、これまで開発してきたスマートフォン学習教材に、自発的な復習を促すためのUXデザイン機能として、学習進捗を容易に確認が可能なマイページと、文脈に応じたプッシュ通知の各機能を提案・実装を行った。実授業での実践による提案機能評価をおこない、学習開始のきっかけとして使用している場合や、締め切り前に学習完了を念のため確認する目的で使用している事を確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、大学における初修語学教育をたいしょうとした、ブレンド型授業において、学習者がeラーニングによる学習を継続的に行う動機づけ設計として、自己調整学習のモデルであるCOPESモデルを基にプッシュ通知や、学習モニタリングを行うためのUXデザイン機能の設計を明らかにした。また、それらの機能がどのように学習者に受け入れられているのかを実際の環境で評価をおこなった。今後同様のブレンド型授業を対象とした復習アプリケーションの動機づけ設計の参考となると考えられる。
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