研究課題/領域番号 |
20K03132
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 鎌倉女子大学 |
研究代表者 |
杉浦 学 鎌倉女子大学, 家政学部, 准教授 (90707861)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Society 5.0 / プログラミング学習 / カリキュラム開発 / 初等・中等教育 / Scratch / プログラミング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、初等・中等教育段階の学習者が、AI・ビッグデータ・IoTなどの「Society 5.0」を支える情報技術をプログラミング体験によって学習することを支援可能なツールを開発する。このツールの利用により、技術の仕組みの概要を理解するとともに、それらを応用したものづくりを含めた、創造的な学習活動が可能になる。ツールの実装にあたっては、広く学校教育の現場で利用されているScratch 3.0の拡張機能を利用し、プログラミングの初学者が無理なく扱うことができる事と、教育現場への導入のしやすさを重視する。開発したツールを活用したカリキュラムの提案と実証実験を通じて、その有効性を評価する。
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研究成果の概要 |
本研究では、初等・中等教育段階の学習者を対象とし、Society 5.0を支える情報技術をプログラミング体験によって学習することを支援するツールを開発した。このツールを利用したプログラミングの学習により、技術の仕組みの概要を理解するとともに、それらを応用したものづくりを含めた、創造的な学習活動が可能になる。ツールの実装にあたっては、広く学校教育の現場で活用されているScratch 3.0の拡張機能とすることで、プログラミングの初学者が無理なく扱うことができる事と、教育現場への導入のしやすさを重視した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
初等・中等教育を対象としたプログラミング学習の支援ツールの開発は近年盛んに行われている。しかし、ロボット以外のSociety 5.0を支える情報技術とされるAI、ビッグデータ、IoT等を扱うプログラミングを対象としたものはごくわずかである。本研究では、これらのSociety 5.0を支える情報技術を対象として、プログラミングの初学者が「無理なく最先端の技術を使うための方策」を研究課題に設定したことに学術的意義があり、実際に学校現場で利用可能なツールを開発したことに社会的意義がある。
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