研究課題/領域番号 |
20K03138
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 中京学院大学短期大学部 |
研究代表者 |
村瀬 孝宏 中京学院大学短期大学部, その他部局等, 教授 (70342053)
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研究分担者 |
杉原 健一 金沢大学, 地球社会基盤学系, 研究協力員 (80259267)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 3次元建物モデル / 自動生成 / 防災教育 / 土石流シミュレーション / 建物倒壊シミュレーション / 力学シミュレーション / ポリゴン分割 / 地理情報システム / 建物ポリゴン分割 / 3次元地形モデル / 合意形成 / コンピュータグラフィックス / 3D地形モデル |
研究開始時の研究の概要 |
地球温暖化の影響で台風、豪雨による土石流や土砂崩れなどの土砂災害が頻発している。こうした災害を防止・軽減するためには、構造物によって土砂移動現象を無害化するような防災対策が急務である。 このために地質学など、土石流や土砂崩れのメカニズムを学ぶ防災教育が重要であり、「土石流等のシミュレーションを行える3D地形モデル」は防災教育に有効である。 これまでの研究で、「キー等高線から表面のみで成り立つ3D地形モデル」の自動生成システムは構築した。 本研究の目的は、「地層などの内部構造を持つ3D地形モデル」を自動生成し、この仮想空間内で土砂移動現象を再現し、防災教育や災害予測に活用することである。
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研究成果の概要 |
これまでの研究で、電子地図上の建物境界線を四角形の集まりまで分割し、「互いに直交する長方形の集まり」まで整形し、各長方形の上に建物本体を配置して3次元建物モデルを自動生成してきた。 本研究では、当手法を発展させ、仮想空間内で「力学シミュレーションを行える部材」で「部材の物理形状が重ならない構造」で構築された3次元建物モデルを自動生成した。本システムは、仮想空間内で、「大量の移動要素と動的3次元建物モデルのインタラクション」を可能にし、「津波や土石流などの土砂移動現象と建物の間の相互作用」を再現し、これらの自然災害による3次元建物モデル倒壊のシミュレーションを行えるシステムを開発し提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国では豪雨などの気象災害が頻発している。こうした自然災害を防止・軽減するために堰堤などの構造物によって土砂移動現象を無害化する防災対策が急務である。このために地質学など、土石流や土砂崩れのメカニズムを研究する防災科学やそれを学ぶ防災教育が重要である。このとき仮想空間内で津波や土石流等の力学シミュレーションを行える3次元モデルを自動生成し、活用することが目的である。 開発したシステムは防災まちづくりの整備案の合意形成、あるいは、様々なシナリオに基づく現実に起こりうる災害や災害防止対策の効果を示すアニメーションの作成が可能であり、防災科学における数値実験や防災教育の教材などを提供できる。
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