研究課題/領域番号 |
20K03155
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 日本医療大学 |
研究代表者 |
工藤 悦子 日本医療大学, 保健医療学部, 准教授 (70438422)
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研究分担者 |
加藤 依子 札幌市立大学, 看護学部, 准教授 (80734764)
齋藤 道子 獨協医科大学, 看護学部, 講師 (00826381)
青木 美香 北海道科学大学, 保健医療学部, 講師 (20828660)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 小児看護学実習 / 看護師 / 教育プログラム / 教育工学 / インストラクショナルデザイン |
研究開始時の研究の概要 |
近年、学士課程教育のアクティブ・ラーニングへの転換とともに、看護学教育では、コミュニケーション能力や臨床判断能力の強化、多職種連携の重要性が示された。これらの能力の獲得には、学生の能動的な学びと教える側の転換が必須である。本研究は、小児看護学実習に携わる看護師が、学生が意図的に現象に「気づく」ための教育的関わりを能動的に学ぶことをねらいとしたインストラクショナルデザインに基づく、循環型現任教育プログラムの開発と効果検証を行うことを目的とする。このプログラム開発により、実習指導に携わる看護師のキャリア形成に貢献することを目指す。
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研究実績の概要 |
2023年度は、教育プログラム実施に向けての検討を行った。プログラムは、一貫性のあるコースデザインを行うことを念頭に、テレビ会議システムを活用した研修、具体的な指導場面を想起できるようなオンライン学習教材を組み合わせて、循環的に自己の指導内容を振り返ることが可能となる内容の検討を行った。 その結果、現在実習指導者として小児看護学実習に携わっているまたは今後携わる予定がある看護師を対象とし、テレビ会議システムを用いた事前研修→オンライン学習教材を用いた自己学習(実習指導の振り返り)→テレビ会議システムを用いた事後研修で構成し、主観的データ、客観的データからプログラムの評価を行うこととした。オンライン学習教材のコンテンツは、実習指導に必要な内容として検討を行い、具体的なコンテンツ作成に取り組む準備を進めた。 倫理審査が終了し、承認を得たため、現在研究対象者のリクルートの準備を進めている段階である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者ならびに研究分担者の教育業務の増大に伴う研究活動の制限等から計画に遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
研究対象者のリクルートを早急に進めて、プログラムの実施、評価を行う。
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