研究課題/領域番号 |
20K03204
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
大島 崇行 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (60824224)
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研究分担者 |
大前 佑斗 日本大学, 生産工学部, 講師 (00781874)
八代 一浩 山梨県立大学, 国際政策学部, 教授 (30312177)
高橋 弘毅 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (40419693)
水落 芳明 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 副学長 (40510053)
榊原 範久 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (50824231)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アクティブ・ラーニング / 振り返り / CSCL / 教師教育 / 自己調整学習 / 多忙化解消 / 授業デザイン / 形成的評価 / メタ認知 / 分析システム |
研究開始時の研究の概要 |
これまで申請者らはCSCL(Computer Supported Collaborative Learning)システムedutabを開発し、学習者の学び合いへの支援の有効性を明らかにするとともに、学習活動中における教師を支援するフィードバックシステムを開発してきた。本研究課題では、申請者らのこれまでの研究を基に、アクティブ・ラーニングにおける学習者の振り返り記述を分析、評価し、その結果を教師や学習者にフィードバックするCSCLシステムの構築を目指す。
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研究成果の概要 |
本研究を通し、アクティブ・ラーニングを支援する振り返りシステムRef-tabを開発した。得られた効果は以下である。①振り返りシステムRef-tabが操作性に問題なく、授業者への負担の少ない日常的使用可能なシステムであり、授業者の学習者理解や省察を支援するなどの効果がある。②Ref-tabデータ共有が、学習者の自己調整する学び、学級全体での調整する学びを支えていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究構想当初では,edutabへの実装を想定していたが,GIGAスクール構想により各学校のネットワークシステムが充実したため本研究では既存のネットワークシステムの活用をした。それにより本研究で開発したRef-tabは各学校での実装がすぐに可能となるものとなり,今後活用していく見込みがある。また本研究で得られた知見は,自己調整する学びが求められる昨今の授業づくりに活用可能なものであり,学習者評価の効率化による教師の多忙化解消への寄与と教師の学びを同時に実現する可能性のあるシステムである。
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