研究課題/領域番号 |
20K03232
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
大月 美佳 佐賀大学, 理工学部, 講師 (20315138)
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研究分担者 |
掛下 哲郎 佐賀大学, 理工学部, 准教授 (10214272)
村田 美友紀 熊本高等専門学校, 拠点化プロジェクト系情報セキュリティグループ, 教授 (50290838)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ソフトウェア技術者教育 / 教育支援ツール / ソフトウェアライフサイクル / 可視化 / 仮想現実(VR) |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,ソフトウェア開発工程における成果物の関連を可視化し,上流工程および設計工程における成果物に対して点検でき,かつソフトウェア開発の各工程に対応するソフトウェアツールを統合するようなソフトウェア技術者育成支援システムを構築する.また,実際の授業を通じた評価および改善に取り組むことで,ソフトウェア技術者の育成にあたって有用な手法の自動化を図る.
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研究成果の概要 |
本研究では,ソフトウェア開発工程全般をカバーし,各工程における成果物の関連の理解を深める教育環境を提供するため,研究代表者らが研究開発を進めてきた各工程での教育ツールを統合した学習環境を構築し,実際の授業で活用して学生の学習過程や学習成果に関するデータ収集および分析を行うことを目指した.このために,仮想空間での表示ツールを中心として各工程の成果物表示を進めた.また,統合的なデータ形式としてのグラフ形式を提案し,その変換機能や分析機能の実装を進め,演習の提出物に適用した.これらの各成果は国際学会を中心に発表した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代社会では様々なサービスが提供されているが,サービスの高度化・複雑化に伴い,ソフトウェアも高度化・複雑化しているため,高度なソフトウェア技術者の育成が不可欠である.本研究で実装した教育環境を用いることで,ソフトウェア開発技術の教育において,1)ソフトウェア開発工程における成果物の関連を可視化できる,2)上流工程および設計工程における成果物に対する点検を行える.3)ソフトウェア開発の各工程に対応するソフトウェアツールを統合できる,ようになる.
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