研究課題/領域番号 |
20K03249
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
磯部 由香 三重大学, 教育学部, 教授 (80218544)
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研究分担者 |
平島 円 三重大学, 教育学部, 教授 (80390003)
市川 俊輔 三重大学, 教育学部, 准教授 (50781118)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 科学的リテラシー / 家庭科 / 理科 / 教員養成 / 教科横断 / 食生活 / 実験 / カフェイン / 大学生 / 小学校教員養成 |
研究開始時の研究の概要 |
急激に変化する社会、特に科学技術の進展に対応するために育成すべき資質・能力の一つとして「科学的リテラシー」は重要である。この資質の習得には初等教育からの教育の充実が求められるが、科学分野の指導を苦手とする小学校教員が多いという課題があることから、「科学的リテラシー」を身につけた教員の養成は急務である。本研究では教員養成における科学分野の題材に家庭科で扱う生活の事象を取り上げる。家庭科の学習内容は高校生・大学生において、非常に興味・関心が高く、生活への役立感が高いことが明らかになっている。そこで、教員養成における家庭科の題材を用いた「科学的リテラシー」習得のための教材を開発し、有効性を検証する。
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研究成果の概要 |
急激に変化する社会に対応するために必要な資質・能力の一つである科学的リテラシーの育成は重要課題である。本研究では、まず、大学生の科学的リテラシーの現状と課題を明らかにした。次に、家庭科と理科の学習指導要領および教科書等の分析から、科学的リテラシーの育成に滴した題材を抽出した。また、これらの題材の中から具体的な学習プログラムを作成し、大学生を対象に実践し、その有効性を明らかにした。今後は、より多くのプログラム開発を進める必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後、数年~数十年先の科学技術の進展を考える際に、科学的リテラシーは育成すべき重要な資質・能力の一つである。本研究により明らかになった科学的リテラシーの育成に有効な題材を用いた学習を教員養成段階で実践することは、科学的リテラシーを身につけた教員を増加させることにつながり、ひいては初等教育における科学的リテラシーの育成の推進につながると考えられる。
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