研究課題/領域番号 |
20K03259
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
藤野 裕弘 東海大学, 教養学部, 教授 (60219037)
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研究分担者 |
倉元 隆之 東海大学, 教養学部, 講師 (30511513)
小栗 和也 東海大学, 教養学部, 教授 (00580490)
日比 慶久 東海大学, 教養学部, 講師 (40845989)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 地域連携 / 環境教育 / 実践教育 / 自然体験 / NPO法人 / 初等中等教育 / 地方再生 / 地元学 / 高等教育 / 環境教育プログラム / NPO |
研究開始時の研究の概要 |
持続可能な共生社会構築に関わる人材育成においては、自然体験に加えて、現場体験、交流体験などの体験活動を通じて環境の保全についての理解と関心を深める環境教育が重要とされている。子供が環境に触れる機会が減少している現代において、より充実した環境教育を展開するためには、初等中等教育機関と高等教育機関が連携した取り組みが必要である。本研究では、教育機関や市民団体他と連携した新しい環境教育システムの開発として、大学教員主体の教育プログラムの構築と実施、学生・院生主体の教育プログラムの構築と実施を軸として、その教育価値を探求する。加えて、自然体験型環境教育の構築・実施できる人材の育成も視野に入れている。
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研究成果の概要 |
自然体験型の環境教育プログラムに関しては、「大学生・大学院生が自然体験型の学習プログラムを構築、大学教員が補佐をして実施」する内容にまでレベルアップができ、目標を達成できた。プログラムの実施場所とその対象に関しては、大学近隣の平塚市の学習支援組織(小中学生)、伊勢原市の小学校に加え、静岡市の小学校でも実施することができた。また、遠方に関しては、NPO法人久米島ホタルの会や久米島町教育委員会と連携して、久米島の複数の小学校で実施でき、予定以上の成果を収めることができた。加えて、成果の発表に関しては、紀要他への複数の論文投稿9件、日本環境学会での口頭発表7件で、予定以上の成果を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
内部及び外部評価も利用して、環境教育プログラムの完成度を高めるシステムは、教育現場での活用も可能である。また、このプログラムを受けた子供達に興味・関心の向上が見られたことに加え、企画に携わった大学生や大学院生には、スキルアップだけでなく、引率教員や保護者との交流によって、積極性など、取り組み姿勢に変化がみられた。更に、学生が、大都市集中による地方の疲弊に関する課題に視点を置き、主体的に環境教育プログラムを構築できたことは、大きな成果である。故郷に愛着がある若者の地元への回帰希望率が高いことから、プログラム内容に、この視点を取り入れたことは、社会的にも意義深いと考えられる。
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