研究課題/領域番号 |
20K03368
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
山田 剛史 横浜市立大学, 都市社会文化研究科, 教授 (10334252)
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研究分担者 |
杉澤 武俊 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (30361603)
寺尾 敦 青山学院大学, 社会情報学部, 教授 (40374714)
村井 潤一郎 学校法人文京学院 文京学院大学, 人間学部, 教授 (50337622)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 心理統計教育 / Web教材 / R / 心理学研究法 / ベイズ統計学 / 教育効果の検証 / 心理学研究 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的を達成するため,(A) Rを用いた心理学研究の遂行可能性を高めるためのWeb教材の作成,(B) Rを用いたベイズ統計学に関するWeb教材の作成,(C) 開発したWeb教材の教育効果の検証,を行う。 (A)と(B)で教材を開発し,開発した教材の効果検証を(C)で行う。本研究組織が行ってきた研究と継続性を持ち,心理統計に関わる教員・学生の現在の要請に応える研究といえる。
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研究成果の概要 |
本研究では,本研究組織が開発したWeb教材を活用し,心理統計の自習用教材を充実させた。具体的には,①心理学研究に関する教材,②ベイズ統計学の教材という2種類の自習用教材を質量ともに充実させることができた。①については,古典的で著名な心理学論文を題材に,論文で行われた統計分析を追体験できる教材を開発した。②については,stanコードを実行しMCMCサンプルによる事後分布をリアルタイムに得ることを学習者に体験させる教材を用意できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心理統計を学ぶ場合,個別の手法の学習だけでは十分ではなく,実際の心理学研究の文脈で学んだ手法を活用できるようになることが重要である。しかし,そのような教材はそれほど多くない。本研究ではそうした実践に役立つWeb教材を開発できた。また,近年注目されているベイズ統計学の教材についても,学習者が自分でstanコードを記述しながら演習できる教材を用意できた。これらは,心理統計の初学者から中級者まで幅広く活用できる有用性を持つものである。
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