研究課題/領域番号 |
20K03442
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
川人 潤子 香川大学, 医学部, 准教授 (70636092)
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研究分担者 |
岡久 玲子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (80515619)
黒滝 直弘 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 客員研究員 (20423634)
吉田 弘司 比治山大学, 現代文化学部, 教授 (00243527)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 肥満 / 注意バイアス / 食物 / 注意バイアス修正訓練 / 減量 |
研究開始時の研究の概要 |
肥満の者の特定情報への優先的注意を含む認知の偏りである注意バイアスに注目し,注意バイアス修正訓練という肥満への新しい予防・介入法の効果を検証する。本研究では,日本人の肥満の者を対象として,注意バイアスと心理ならびに生理指標との関連について,以下の2点を明らかにする。 (1)肥満と注意バイアスとの関連,(2)肥満の者を対象とした注意バイアス修正訓練の効果の検証
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研究実績の概要 |
肥満ならびに標準体型の者の食べ物への注意バイアスを明らかにするため,成人ならびに小児への実験を実施した(研究1)。現在,当該データ収集を継続しているが,基礎データを踏まえて,注意バイアス修正訓練の開発を行った。そして,標準体型の大学生を対象に予備的介入を実施した(研究2)。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2022年度までCOVID-19感染予防や育児休業等で大幅に進捗が遅れていたが,2023年度は研究1と研究2を進めることができた。しかし,注意バイアス修正訓練の検証を行う研究3を十分に進められていないため,やや進捗は遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度である2024年度は,注意バイアス修正訓練の肥満の者への実施ならびに効果検証を行い,随時学会発表や論文化を進める。
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