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3Dプリンタ造形における製品内部設計手法の提案とCAD開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K04228
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分18030:設計工学関連
研究機関長野県工科短期大学校 (2023)
新潟工科大学 (2020-2022)

研究代表者

小林 義和  長野県工科短期大学校, 技術研究開発機構, 教授 (60277390)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード3Dプリンタ / CAD/CAM / 内部設計 / DfAM / CAD/CAM / 3Dプリンタ / 射出成形 / 設計 / 形状設計
研究開始時の研究の概要

本研究では製品内部の設計ができる新しいCADシステムを開発する。そのため、内部形状が製品強度や熱処理による形状変形に及ぼす影響を解析的及び実験的に求め、得られたデータにより内部形状を設計するための指針を作成する。続いて、得られたデータを基にしたCADシステムを試作する。そして、開発したCADの有用性を確認するために造形実験及び強度試験と熱処理実験を行いCADの改良をする。

研究成果の概要

内部形状を設計する目的で、形状内部をボクセルで定義するCADを開発した。そこでは、解像度と充填率という2つのパラメータでボクセルの状態を変化させる。そして、解像度と充填率を変えた内部形状が異なる試料片を製作し、曲げ試験を行った。その結果、内部形状により曲げ強さが変化し、破断する箇所も変化することがわかった。
また、試料片を製作する際のアルゴリズムを応用し3Dプリンタで製作可能な3Dパズルソフトを開発した。このソフトはSTLフォーマットの立体形状をボクセルで構成された複数のパズルのピースデータを作成する。

研究成果の学術的意義や社会的意義

機械部品は主に切削や研削による機械加工により作られており、形状寸法や表面性状を設計値として与えてきた。これは、機械部品の外見を定義し、部品の内部は均一な材料で満たされたものとして扱われてきたと言える。近年、3Dプリンタの性能向上により機械部品に3Dプリンタで作られたものが使われ始めている。3Dプリンタの特徴の一つとして、部品内部を格子状など任意の形状にして作製できることである。これは、部品の軽量化およびコストの軽減につながるが、機械強度の低下が懸念される。したがって、内部を自由に設計するツールがあれば軽量で強い部品製作に繋がると考えられる。

報告書

(5件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 金型表面の微細テクスチャによる射出成形における樹脂流れの制御2023

    • 著者名/発表者名
      小林義和
    • 雑誌名

      長野県南信工科短期大学校 紀要

      巻: 7 ページ: 16-20

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-01-30  

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