水中放電に伴うマイクロ構造中の高速流動を利用した新規遺伝子導入法の開発

• 研究課題/領域番号: 20K04256
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分19010:流体工学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 上原 聡司 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (70742394)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2023-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2020年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
• キーワード: 微細加工 / 水中放電 / DNA

研究開始時の研究の概要

本研究は，放電による急激な気泡膨張力を用いて誘起された高速流れと、微細加工技術によるマイクロ流路を組み合わせ，全く新規な高効率遺伝子・分子細胞内導入法の開発を行うものである．微細構造内で放電による気泡生成を行い，それに伴う急激な気泡膨張による高速流れを計測する．そこに微小流路による流動制御を用いて新規な細胞穿孔・遺伝子・分子細胞内導入を目指す．当該デバイス開発に伴い明らかにすべき，マイクロスケール微小空間内での高速流動現象は，流体力学的にも新たな学術分野である．