研究課題
基盤研究(C)
研究実施期間中には,発熱量やアルミ板表面温度の大きさ(回転数,磁石の個数,固定板とアルミ板との間の距離等に依存)を変化させた際の揚水流と放出流のパターンの変化を可視化実験により調べる.可視化画像から,膜状流の表面波や液糸流の生成パターンおよび液糸の生成方向を確認することで,R-TあるいはK-H不安定性との関連を明らかにする.また,磁場の影響下でモータを回転するのに要する消費動力をトルクメータにより計測する.さらに,可視化実験で得られた結果を用いて放出流の特性(液糸の径と長さ)について調べる.また,流体解析ソフトであるOpenFOAMを用いた数値解析も並行して行う.