研究課題/領域番号 |
20K04413
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21010:電力工学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
山岸 一人 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 特別研究教員 (10293177)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 集積型超伝導バルク / 光学的表面観測 / 高精度表面磁束密度分布測定 / 新しい分割加工技術 / 最適な接合技術 / 超伝導磁気軸受 / 高精度表面磁束分布測定 / 超伝導時期軸受 / 回転試験 / バルク接合技術 / Cube Bulk / 最適磁気配置 / 磁気軸受 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、性能の異なる超伝導バルクをその目的や用途に応じて、最適な磁気配置を考慮した集積型バルクを構成するための新たな接合技術を開発するものである。 これは、超伝導バルクが持つ高電流密度性や高い捕捉磁束性能などの極めて特異な性能を損なうことなく、様々な電力機器応用に適用できるよう電気および磁気的な考慮を行い、最適な磁気特性のコントロールを目指すために必要なバルク間接合技術の研究を行うものである。
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研究成果の概要 |
私たちは,液体窒素温度領域で使用できる超伝導バルクを集積して構成する非接触磁気軸受の実用化のための基礎研究を行っています.今回その目標の中で最も困難な技術的課題の一つである,集積時の機械的接合と磁気的接合を同時に考慮する接合方法についての研究を行ったものです. 本研究の成果としては、磁気軸受組込みに至るまでの単体バルク形状の検討について,その最適化プロセスが明確となり,その検討法を明らかにすることができた.また,収集してきたバルク単体データと,固定治具を使った集積型バルク接合のデータの結果を踏まえたモデルへ至るまでのプロセスも明確とすることができたことである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果である、集積型超伝導バルクの電磁気的接合方法の検討によって、バルクを応用した回転機や軸受等への組込み自由度が飛躍的に向上させることができたと考えられる. これらにより,設計的に制約の多い超伝導機器応用のみならず,それ以外の分野でもその応用範囲が広がることとなり、様々な分野への応用が期待できる.そして、それらの実用化によって社会全般に貢献することと考えられる.
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