研究課題/領域番号 |
20K04500
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
市毛 弘一 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (10313470)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | スパースアレー / センシング / 拡張アレー信号処理 / アレー信号処理 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,高分解能レーダを実現するための2つの要素技術:「スパースアレー」と「拡張アレー信号処理」を踏まえて,高精度センシングを指向した低コスト信号処理方式を確立する.さらに,ミリ波MIMOレーダに適用して,信号処理量を増やさずに,分解能の大幅な向上を目指すものである.特にスパースアレー,拡張アレー信号処理,信号補間・推定に関する独自のアイデアをMIMOレーダに適用することで,きわめて実用的な高分解能センシングの達成を目標とする.
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研究成果の概要 |
本研究は,高分解能レーダのための要素技術:「スパースアレー」と「拡張アレー信号処理」を踏まえて,高精度センシングの実現を目指したものであり,(1)スパースリニアアレーの高機能化,(2)深層学習による2次元スパースアレーの最適化,(3)ビームフォーミング応用と信号復元などの成果を挙げている.主結果である(1)スパースリニアアレーの高機能化においては,既存のスパースリニアアレー構造をもとに最適化を行い,新たなアレー構造を複数考案した.特にGENAMS (Generalized ENAMS)は,現時点では世界で最も優れたスパースリニアアレー構造として認識されている.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新たなスパースリニアアレー構造を構築したこと,およびそのアレー構造がアレー自由度を大いに高めつつ,相互結合の影響を低減したこと,さらにサブアレー化により計算コスト低減の目途をつけたことが挙げられる.特にGENAMS (Generalized ENAMS)は,現時点では世界で最も優れたスパースリニアアレー構造として認識されており,今後さらなる発展が期待できる.
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