研究課題/領域番号 |
20K04652
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22010:土木材料、施工および建設マネジメント関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
窪田 諭 関西大学, 環境都市工学部, 教授 (60527430)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 道路維持管理 / 舗装維持管理 / 集配車両 / センサ / 位置情報 / 地理空間情報 / 道路舗装管理 / 舗装管理 / GNSS / 道路舗装 / 維持管理 / 3次元データ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,道路舗装面の状況を効率的に収集し,損傷箇所を発見することを目的として,道路を日常的に利用する宅配便事業者の集配車両に加速度,GNSS及びカメラのセンサ機器を取り付け,それらから収集するデータを組み合わせる同期技術を開発し,地理空間分析により道路損傷箇所を発見する技術を研究開発する.さらに,道路損傷箇所とその内容を3次元地理空間データで可視化するシステムにより,維持管理情報の管理基盤を構築する.
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研究成果の概要 |
道路維持管理においては、道路損傷箇所を効率的かつ早期に発見することが求められる。本研究では、道路舗装面の状況を効率的に収集し、損傷箇所を発見することを目的として、道路を日常的に利用する宅配便事業者の集配車両に加速度、GNSSおよびカメラのセンサ機器を取り付け、それらから収集するデータを組み合わせて、上下加速度で閾値を超える揺れを確認し、その時刻のGNSSと動画データを基に損傷を地理空間分析により発見する技術を研究開発した。そして、道路損傷箇所と内容を3次元地理空間データで可視化するシステムにより、維持管理情報の管理基盤を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
道路の損傷箇所を抽出するためには、コストが高く、技術面でも地方公共団体の日常業務で利用するうえで課題がある。本研究では、安価な加速度センサ、GNSSとカメラによる低価格の機器の組み合わせ技術を開発し、地方公共団体が業務に導入可能な技術を提案した。これにより、既存のMMSや国土交通省の技術より安価かつ地方公共団体が利用可能な道路損傷発見技術を構築した。また、複数計測機器によって計測する3次元データを融合して、維持管理に運用する研究は十分には行われていなかった点について、本研究では、無人小型航空機と地上レーザスキャナにより精緻な3次元データの構築およびGISを用いた表示技術を確立した。
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