研究課題/領域番号 |
20K04742
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 熊本大学 (2022-2023) 福岡大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
吉城 秀治 熊本大学, くまもと水循環・減災研究教育センター, 准教授 (40734926)
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研究分担者 |
辰巳 浩 福岡大学, 工学部, 教授 (50243895)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | バス路線図 / ユーザビリティ / 公共交通計画 / バス情報 / デザイン / 公共交通 / 利用促進 |
研究開始時の研究の概要 |
我が国には、まだまだ「わかりやすい」とは言い難いバス路線図が散見され、その改善が必要な状況にある。そこで本研究は「わかりやすい路線図」の特徴を明らかにすることを目的としたものである。その過程で、わかりやすい、わかりにくいといったユーザーの感性を取り込むために感性工学の考え方を採用するとともに、バス路線図の形態要素を整備している独自のデータベースを活用していく。
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研究成果の概要 |
本研究は、バス路線図のわかりやすさを向上させるために、ユーザビリティの観点からその特徴を明らかにすることを目的としている。被験者にバス路線図を提示し、経路探索実験を行うことで、探索時間、正確性、満足度から評価した。主に、「路線網の複雑さに基づくバス路線図のタイプ分類とその評価に関する研究」、「バス路線図のデフォルメの実態とユーザビリティに基づく評価」、「バス路線図の構成要素が「わかりやすさ」に及ぼす影響」と題した研究に取り組み、わかりやすい路線図の特徴を明らかにしたものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わかりやすい路線図の作成するための指針が存在しない中、路線網の複雑さに応じたベースマップの選択の考え方を示すとともに、デフォルメの違いによるわかりやすさへの影響、わかりやすいバス路線図を作成する上で重要な要因の特定を行ってきた。ユーザビリティに基づいてデザインとの関連を明らかにしつつ、バス路線図のデザインの実態を明らかにした本研究は、バス事業者が一からわかりやすいバス路線図を作成していく上での有用な情報となることが想定される。
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