研究課題/領域番号 |
20K04812
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23020:建築環境および建築設備関連
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研究機関 | 日本工業大学 |
研究代表者 |
伊藤 大輔 日本工業大学, 建築学部, 准教授 (10567978)
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研究分担者 |
松岡 大介 ものつくり大学, 技能工芸学部, 教授 (40808177)
岩田 利枝 東海大学, 工学部, 教授 (80270627)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 建築光環境 / 昼光 / 省エネルギー / 気象データ / 不快グレア / 簡易指標 / 定点観測 / 昼光照明指標 / 窓面の配光 / 昼光利用 / 採光装置 / 昼光照明設計 / 評価指標 |
研究開始時の研究の概要 |
昼光利用は照明用エネルギーの削減方法の一つであり、近年、様々な窓ガラスやブラインド等の昼光利用装置が開発されている。しかし、それらの省エネルギーや視環境の評価予測は簡単ではない。研究代表者らはこれまでに昼光利用装置の選択・設計支援のための省エネルギー性能、視環境性能を示す指標を提案したが、多種多様な昼光装置に対してまだデータが不十分で、気象条件の変動への対応にも課題が残った。本研究では提案した省エネルギー性能や視環境性能評価指標の実用化を目的とし、測定手法の精度確認、気象条件の変動に対応した様々な昼光装置のデータベースを作成し、指標については昼光利用の実態に合わせ修正する。
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研究成果の概要 |
簡易なわかりやすい昼光装置の選択・設計支援のために昼光利用時の省エネルギー性能を示しこれまでに提案された視環境性能評価指標(不快グレア)を実用化することを目的とし実験や数値計算を行った。その結果、以下の知見を得た。①1秒間隔の昼光データより直射日光を含めても大きな変動は少ない。②昼光利用時、高性能ガラスでは人工照明の性能よりもエアコンの性能の方が消費エネルギーに対して影響が大きい傾向があった。③輝度分布を用いた配光測定装置の精度検証を行った。さらに拡散面となる窓面や光ダクトの配光データを得た。④鉛直面照度から不快グレアを評価する手法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで昼光装置の選択・設計には専門的な知識や高度なシミュレーションを要する必要があった。その為、昼光を詳細に検討することは専門家以外では困難であった。本研究により短時間の変動や人工照明とエアコンの観点から昼光利用時の消費エネルギーについて検討することによって、設計時に昼光利用時に留意する点を示すことが出来た。さらに窓面の配光や鉛直面照度によるグレア評価によって昼光利用時の質を簡易的に予測することが出来るようになった。
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