研究課題/領域番号 |
20K04969
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 拓殖大学 (2021-2023) 千葉工業大学 (2020) |
研究代表者 |
佐野 雅隆 拓殖大学, 商学部, 准教授 (50580221)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 臨床検査室 / 質マネジメント / 監査 / 継続的改善 |
研究開始時の研究の概要 |
臨床検査の質マネジメント技術を駆使して,多くの国民が質の高い医療を受けられる状態を作ることに取り組みます.その中で,臨床検査の質のマネジメントシステムであるISO 15189と呼ばれる国際規格を有効活用できるような成果を目指して研究します.
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研究成果の概要 |
臨床検査室の品質と能力を確保することは、医療の質に重要である。そのための仕組みとしてISO 15189における質マネジメント活動を調査し、検査結果の質を確保するために用いられる特性要因図について専門家の協力を元にして作成を進めた。これを元にして、日常管理を具体的に推進する準備ができた。特性要因図の実際の作成にあたって測定機器の差が大きいことから、本研究で抽出した基本形をもとに機器や試薬の違い等、個別施設の事情を反映することで効果的な特性要因図を作成することができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
臨床検査室の質を向上するうえで,検査結果の精度向上をはじめとする様々な活動が求められる.その中で,品質管理に用いられる基本的な道具である特性要因図を用いて,検査結果の変動要因を特定することが行われてきた.しかし,この作成は困難であり,各施設が実施することは難しかった.そこで,基本形と変更する箇所を整理した図を準備した.また,普段の業務の中で,特性要因図をもちに検査結果の変動を管理することに貢献する手法を開発した.
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