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効率的な低分子紡糸技術の開発に向けた化学的・工学的手法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 20K05265
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分28030:ナノ材料科学関連
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

吉田 裕安材  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (40727913)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードエレクトロスピニング / 低分子紡糸 / シクロデキストリン / 不織布 / 分子間相互作用 / 環状低分子化合物 / エレクトロピニング / ナノファイバー / 繊維材料 / 遠心紡糸 / ファイバ― / 化学修飾シクロデキストリン
研究開始時の研究の概要

繊維・ファイバー材料は最も身近な材料の一つであるが、その原料は一般的に高分子化合物に限られてきた。これに対して、研究代表者である吉田は、低分子化合物やそれらが溶液中で形成する会合体が同様に紡糸により繊維・ファイバー化することを見出し、研究を進めてきた。本研究課題では、多様な低分子化合物や多様な紡糸法を試行しながら、効果的に低分子化合物を繊維・ファイバー化する技術の確立を目指す。

研究成果の概要

繊維材料は日常生活において身近な素材の一つであるが、繊維を形成させる過程(紡糸)には高分子化合物が利用されてきた。それとは異なり、私は高分子・繊維科学と超分子科学を最大限に融合させた新技術「環状低分子化合物の直接紡糸技術(低分子紡糸技術)」を提案し、ガーゼ様の繊維構造材料を構築することに成功している。本研究課題では、この技術の高効率化すべく、環状低分子化合物をベースとして誘導体への展開、低分子化合物間の相互作用の制御などについて検討した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

高分子繊維材料が人類の生活を豊かにしてきたことは疑いようもないが、近年の合成高分子材料の非分解性への関心などからも、新たな高機能繊維材料の設計指針が望まれる。本研究課題で取り組む「低分子紡糸技術」は未だ学術的に芽生え期ではあるものの、これまでの常識とは全く異なる繊維材料を生み出す可能性を秘めており、新たな学術領域への発展可能性も期待できる。

報告書

(2件)
  • 2022 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2020

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] エレクトロスピニングによるトリアセチル‐β‐シクロデキストリン不織布の開発とその表面濡れ性評価2020

    • 著者名/発表者名
      平野直登、吉田裕安材、網代広治
    • 学会等名
      第10回CSJ化学フェスタ2020
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [図書] エレクトロスプレー/スピニング法とその応用2021

    • 著者名/発表者名
      吉田裕安材
    • 総ページ数
      9
    • 出版者
      シーエムシー出版
    • ISBN
      9784781315928
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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