研究課題/領域番号 |
20K05801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38020:応用微生物学関連
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
和田 大 摂南大学, 農学部, 教授 (00301416)
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研究分担者 |
吹谷 智 北海道大学, 農学研究院, 教授 (10370157)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ビフィズス菌 / 含硫アミノ酸 / システイン / メチオニン / シスタチオニン / 硫黄代謝 / 逆流硫黄経路 |
研究開始時の研究の概要 |
ビフィズス菌の健康増進効果は広く知られているが、ビフィズス菌自身の増殖因子や栄養源の研究は、オリゴ糖などの糖質中心であった。本研究課題では、ビフィズス菌の硫黄取り込み機構を明らかにする。本研究課題の進展により、ビフィズス菌の栄養代謝、腸内細菌の相互作用に関する知見が深まり、新規な増殖因子の開発などへの応用が期待される。
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研究成果の概要 |
本研究はビフィズス菌のCys /Met代謝の全容解明を目指しており、これまでにBifidobacterium longum subsp. longum 105-A(105-A株)のCys要求性はMetで代替可能であり,MetからCysへ代謝する逆流硫黄経路を有することを示している. 105-A株の0509,0510遺伝子を大腸菌で発現させて,組換えタンパク質の機能解析を行い、組換え0509は細菌に見られるO-acetylserine dependent cystathionine-β-synthase (EC 2.5.1.134)であることを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ビフィズス菌は人の腸内細菌叢における主要構成菌群の一つであり、大腸内に生息する。しかし大腸内は小腸と比べ貧栄養な環境であるため、限られた栄養源を効率的に取得・利用する必要がある。ビフィズス菌がどのように栄養源を獲得・利用しているかの栄養代謝への理解は非常に重要となる。これまでビフィズス菌の含硫アミノ酸代謝に関する知見はほとんどなかった。本研究はビフィズス菌の含硫アミノ酸代謝経路の全容解明を目的として実施し、シスタチオニン-β-シンターゼなどの含硫アミノ酸代謝酵素の大腸菌発現に成功した。また、組換え酵素の性質解明も行った。これにより、本研究の目的に近づくことができた。
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