研究課題/領域番号 |
20K05807
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38020:応用微生物学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
奈良 恵 (成川恵) 大阪大学, 微生物病研究所, 特任研究員(常勤) (70587443)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 腸内細菌 / 大腸がん / 腸管バリア / 菌毒素 |
研究開始時の研究の概要 |
日本において、大腸がんの発生率は増加傾向にあり、がんによる死亡数でも2位であることから、その対策が急務である。近年、腸内細菌叢の変化と大腸がんの関係が指摘されているが、そのメカニズムについては不明な点が多い。申請者らはこれまでの研究で、大腸がん患者において特異的に増加していた腸内細菌2種の培養上清中に、ヒト正常細胞の細胞死を誘導する活性が存在することを見出した。本研究では、この原因物質を特定し、腸上皮細胞の細胞死と発がんとの関係、特に腸管バリアを破綻させる可能性について精査し、腸内細菌と大腸がんの関係解明、並びにその診断や予防への応用へと発展させることを目指す。
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