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ゲノム編集による効率的なワクチン製造のための培養細胞株樹立の試み

研究課題

研究課題/領域番号 20K06248
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分40040:水圏生命科学関連
研究機関国立研究開発法人水産研究・教育機構

研究代表者

河東 康彦  国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産技術研究所(南勢), 主任研究員 (90634220)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードゲノム編集 / ワクチン / 複製阻害 / マダイイリドウイルス / 培養細胞 / ウイルス / CRISPR-Cas9 / ウイルス複製阻害因子 / 水産学
研究開始時の研究の概要

本研究では、ゲノム編集によるマダイイリドウイルスの効率的なワクチン製造が可能な培養細胞株の樹立を目指す。網羅的な遺伝子発現解析によりウイルス複製阻害因子を推定し、CRISPR/Cas9によるゲノム編集を利用して当該因子をノックアウトする。薬剤マーカーによるスクリーニングでノックアウト細胞株を安定化させ、マダイイリドウイルスの増殖性を確認する。

研究成果の概要

本研究では、効率的な不活化ウイルスワクチンの産生を目的として、ゲノム編集技術を利用してウイルス複製阻害因子をノックアウトした培養細胞株の樹立を試みた。マダイイリドウイルスの培養に用いるイシガキダイ由来の培養細胞を用いた遺伝子発現解析の結果、免疫応答に関わる遺伝子群がウイルス複製の阻害に関与している可能性が示唆された。これらの情報を元に、2種類の遺伝子を対象にCRISPR-Cas9システムによる遺伝子のノックアウト試験を実施した。当該遺伝子をノックアウトした細胞を約1カ月間は維持できたが、細胞の増殖速度が非常に遅かったためノックアウト細胞のウイルス感受性を評価するまでには至らなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

培養細胞におけるマダイイリドウイルスの複製阻害要因が推定され、当該遺伝子をノックアウトする系も構築されつつある。ノックアウト細胞のスクリーニングと培養条件が整理できれば、ゲノム編集細胞株を用いた効率的なワクチン製造の足掛かりとなる可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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