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哺乳類の世代間エピジェネティックマーク変換機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K06481
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分43010:分子生物学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

松崎 仁美  筑波大学, 生命環境系, 助教 (50436242)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードエピジェネティクス / ゲノム刷り込み / DNAメチル化
研究開始時の研究の概要

哺乳類のゲノム刷り込み現象では、親から受け継がれるエピジェネティックな情報が、次世代で遺伝子発現を調節する。本研究では、Igf2/H19刷り込み遺伝子座における生殖細胞由来の情報が、受精直後の初期胚でアリル特異的なDNAメチル化状態を維持する過程において、Znフィンガータンパク質が果たす役割を、遺伝子改変マウスを用いて検証・解明する。

研究成果の概要

哺乳類の継世代エピジェネティック制御の代表例であるゲノム刷り込み現象では、遺伝子座の刷り込み制御領域・ICRがアレル特異的にDNAメチル化されることで、片アレル性の遺伝子発現が調節される。先行研究において、Igf2/H19遺伝子座の刷り込み状態を安定に維持するには、受精後初期胚における「H19-ICR」の父由来アレル特異的de novo DNAメチル化が重要であることを見出した。本研究では、この受精後刷り込みメチル化制御における、Znフィンガータンパク質の機能を検証した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ゲノム刷り込みは哺乳類の正常発生に必須の制御であり、ICRのDNAメチル化異常に起因する遺伝子発現量の変化は、ヒト疾患の原因となる。ICRのメチル化を制御する因子を探索・同定することで、正常状態を安定に維持するための基盤を明らかにできると同時に、病態発症メカニズムを理解するための知見を得ることができる。

報告書

(1件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-01-30  

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