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11β-HSD1阻害活性を有する新規多環式メロテルペノイド類の収束的合成法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K06949
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
研究機関東京薬科大学

研究代表者

小林 豊晴  東京薬科大学, 生命科学部, 准教授 (40570883)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード有機合成化学 / メロテルペノイド / マンギノイド / 全合成 / マンギノイド類 / 合成化学 / 有機化学 / 天然有機化合物
研究開始時の研究の概要

マンギノイド類の収束的合成経路を確立し、その合成経路を基に様々な誘導体の合成研究も併せて行う。収束的合成経路の確立においては、独自に開発したキラル合成素子を利用する。それらマンギノイド類の合成中間体や誘導体の生物活性試験を行い、構造活性相関を明らかにしたい。最終的には生活習慣病治療薬の新たなシード化合物創出を目指すともに、蛍光標識基や光アフィニティー基を導入したツール分子の開発も目指し、酵素阻害機構解明に向けた研究にも貢献したい。

研究成果の概要

2017年にスピロ環を含む新規多環式メロテルペノイドであるマンギノイド類が新たに単離、構造決定され、11β-HSD1阻害活性を有することが明らかとなった。そこでマンギノイド類のより詳細な生物活性試験のための試料供給と天然物よりも優れた活性を有する化合物の創出を目的とし、 誘導体合成へと適応可能な収束的合成経路の確立を目指し研究を行った。その結果、マンギノイド類の鍵骨格であるスピロ環を含む三環性化合物の構築法の確立に成功した。次のこの確立した合成経路を利用してマンギノイド 類の中でも最も複雑な構造を有するマンギノイドEの合成研究へと展開し、骨格構築法の確立まであと一歩のところまで迫った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

マンギノイド類は11β-HSD1阻害活性を有する多環式メロテルペノイドである。11β-HSD1阻害剤は二型糖尿病などの生活習慣病に対する治療薬として注目されている化合物である。本研究の研究成果は、これまでにない新規骨格の構築法の確立という学術的意義および新たな生活習慣病治療薬のシード化合物創出という社会的意義を有する。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 特異な骨格を有するメロテルペノイドManginoid Eの骨格構築法の開発2022

    • 著者名/発表者名
      遠藤直矢,小林豊晴,川本諭一郎,伊藤久央
    • 学会等名
      日本薬学会第142年会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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