研究課題/領域番号 |
20K07080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47040:薬理学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
石井 邦明 山形大学, 医学部, 非常勤講師 (10184459)
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研究分担者 |
小原 祐太郎 山形大学, 医学部, 教授 (40400270)
中島 修 山形大学, 医学部, 教授 (80312841)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Kチャネル / 受容体刺激 / インターナリゼーション |
研究開始時の研究の概要 |
K電流が低下することによって、致死的不整脈が引き起こされることがある。本研究は、ヒト心室筋において重要な役割を演じているKチャネルに関するものである。これまでにアドレナリン受容体の刺激によって、KCNQ1(Kチャネルを構成する主サブユニット)の細胞膜発現量が低下することを見出している。しかし、これまでに得られた知見は培養細胞を用いたものであるため、本研究では、心筋細胞や動物個体を用いて検討し、その病態生理学的意義を明らかにする。
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研究実績の概要 |
ヒト心室筋において重要な役割を演じている遅延整流K電流のうち、遅く活性化するIKs(主サブユニットKCNQ1と副サブユニットKCNE1で形成される)の量的な修飾機構についての研究である。培養細胞(HEK293)において観察したKCNQ1のインターナリゼーションがネイティブの心筋細胞および動物個体でも見られるのかを明らかにする目的で検討を行なっている。 ラットの培養心筋細胞においてα1アドレナリン受容体を刺激すると主サブユニットKCNQ1がインターナリゼーションされることは観察できたが、動物個体において同様のことが起こるのかどうかについては明らかにできておらず、現在、その検討のために必要なトランスジェニックマウスの作製を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究計画が遅れている最大の理由は研究代表者の健康に関する問題が生じたことであり、研究に従事する十分な 時間を取ることができなかったためである。 現在、本研究において最も重要な意義を持つ動物個体を用いての研究のために、トランスジェニックマウスの作製を進めている。
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今後の研究の推進方策 |
本研究の辞退も考えたが、期間延長の申請をさせていただき、現在、トランスジェニックマウスの作製を行なっている。まだポジティブな個体は得られていないが、令和5年度中には動物個体を用いた検討を少しでも行いたいと考えている。
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