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PK-PD解析に基づく自己免疫疾患に対する低分子分子標的薬の投与設計法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 20K07129
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47060:医療薬学関連
研究機関浜松医科大学

研究代表者

見野 靖晃  浜松医科大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (40586715)

研究分担者 川上 純一  浜松医科大学, 医学部附属病院, 教授 (50272539)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード低分子分子標的薬 / ヤヌスキナーゼ阻害 / 体内動態 / 炎症性サイトカイン / JAK-STAT / ヤヌスキナーゼ阻害薬 / 薬物動態 / 投与設計
研究開始時の研究の概要

ヤヌスキナーゼ阻害薬は関節リウマチまたは潰瘍性大腸炎に用いられる新規低分子分子標的治療薬である。現在のところ、特異的な投与設計指標は存在しておらず、固定用量での投与が行われている。
本研究では、リウマチ患者を対象とし、①ヤヌスキナーゼ阻害薬の体内動態の変動性およびその変動因子を探索し、②それらと標的酵素であるヤヌスキナーゼ活性と炎症性サイトカインとの関係を明らかにするとともに、③特異性の高い投与設計指標を確立することを目的とする。

研究実績の概要

ヤヌスキナーゼ阻害薬は関節リウマチや潰瘍性大腸炎に用いられる新規低分子分子標的治療薬である。ヤヌスキナーゼ阻害薬は経口投与可能な生物学的製剤の代替薬として期待されているが、現在のところ特異的な投与設計マーカーは存在せず、固定用量で投与されている。本研究では、関節リウマチ患者を対象とし、①ヤヌスキナーゼ阻害薬の体内動態の変動性およびその変動因子を探索し、②それらと標的酵素であるヤヌスキナーゼ活性と炎症性サイトカインとの関係を明らかにするとともに、③特異性の高い投与設計マーカーを確立することを目的とした。トファシチニブ、バリシチニブ、ペフィシチニブ、ウパダシチニブおよびフィルゴチニブの血中濃度測定法はすでに確立している。確立した評価法は質量分析装置を用いた5薬剤の同時測定法であり、特異性や汎用性が高く、臨床検体の評価が可能な感度を有している。同様の同時測定法の報告は無いことから、臨床的意義のある実績である。今年度も昨年度同様に患者登録と臨床検体の測定を行うことを計画している。患者登録と臨床検体の測定については、測定機器の更新などもあり計画よりも遅れている。処方患者数や処方診療科は少しづつ増加しているため、研究期間の延長を行い当初の目標を達成する予定である。血漿検体と血球検体の収集やPK-PD解析および統計解析の実施は可能な状況にある。今後は患者登録・検体収集を進めるとともに、他疾患患者での実施も進めていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2023年度は前年度に引きつづき患者登録と臨床検体の測定・統計解析を行うことを計画していた。測定機器の更新があり、トファシチニブ、バリシチニブ、ペフィシチニブ、ウパダシチニブ、フィルゴチニブの血中濃度測定法について再検討を行ったことで、研究全体の進捗に遅れが生じている。患者登録と臨床検体の測定については計画よりも遅れている状況にある。

今後の研究の推進方策

2024年度以降は前年度の計画を継続するとともにPK-PD解析および統計解析を実施することを当初計画している。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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