研究課題/領域番号 |
20K07224
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48010:解剖学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
齋藤 加奈子 (田崎 加奈子 / 齋藤加奈子) 藤田医科大学, 医学部, 講師 (50746906)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 神経幹細胞 / ニューロン / マウス頭部発生 / ライブ観察 / 頭部形成 / ライブイメージング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の概要は、二光子顕微鏡による子宮内マウス胎仔頭部のイメージングを通じて、脳原基、血管、 顎顔面、間充織、感覚器原基など、異なる種類の細胞群の時空間的関係性を定量的に明らかにすることをめざす。 「脳原基のスライス培養下に従来研究がとらえてきた細胞たちのふるまい」の周囲に、実はインビボでは、どのような異種細胞(スライス培養から漏れていた“非脳”細胞)の動態が共存しているのか、脳原基の内と外との接点における多種細胞群の会合、あるいは協働の実態を、直接リアルタイムに記録する。
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研究成果の概要 |
本研究は、マウス胎仔頭部のイメージングを通じて、研究対象を脳原基だけに焦点を当てるのではなく、頭部全体に視野を広げ、異なる種類の細胞群の時空間的関係性を意識し研究を進めた。この為、組織内での関わり合いを維持しつつ、一細胞レベルでの観察をおこなうことで、頭部の様々な器官形成への理解を深めた。また、発生初期の組織形成の変化の要因である細胞の内因的要因と、近隣細胞・組織から受ける外因的要因があるが、その一つである脳を囲む表皮・結合組織に注目して、 脳、頭部組織の形態変化を力学的な観点からも考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オルガノイド作成技術は日進月歩で、消化器系なら、複数の異なる器官を同時に、それらの間にあるべきつながりを持たせて、生じさせるにまで至っている。しかし、本来より幹細胞の持つ「自己組織化」と称される自己複製能や多分可能による工程も多い。本研究は、将来、異種細胞の会合・協働を人為的にコントロール出来る為に有用になると思われる。また、これらの成果は、頭部のさまざまな器官形成のしくみについて、新しい理解をもたらすと予想される。
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