研究課題/領域番号 |
20K07327
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48040:医化学関連
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研究機関 | 東京大学 (2021-2022) 大阪大学 (2020) |
研究代表者 |
奥田 傑 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (50511846)
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研究分担者 |
岡西 広樹 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70792589)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | トランスポーター / アミノ酸 / がん / シグナル伝達 |
研究開始時の研究の概要 |
がん細胞において、アミノ酸は細胞増殖を促進する非常に重要な役割を担っていることが知られているが、その仕組みの詳細は解明されていない。アミノ酸が細胞増殖を促進する仕組みを解明することができれば、新たな抗がん薬の開発にも繋がる可能性がある。そこで、本研究ではアミノ酸によるがん細胞増殖促進に関与する細胞内のタンパク質を同定し、その機能の解明を目指す。
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研究成果の概要 |
がん細胞が増殖するには多くの栄養が必要であり、その栄養の一つであるアミノ酸を細胞に取り込んでがん細胞が増殖するために必要な仕組みを明らかにした。また、この仕組みを薬剤を用いて阻害することで、がん細胞の増殖を抑制することができた。この成果は、将来的に、がんの薬剤による新たな治療法の確立に貢献することが期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞増殖は生物において普遍的な現象であり、重要な栄養の一つであるアミノ酸がどのように細胞内に取り込まれて細胞増殖に関与するかを明らかにすることは、学術的に非常に重要な課題である。また、アミノ酸による細胞増殖機構を明らかにすることで、その過程を阻害する薬の開発や、その新たな薬を用いたがんの治療法の確立などへとつながる可能性があるという点で、社会に貢献する成果である。
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