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自閉症モデル動物の発病臨界期を制御する分子機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K07362
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分49010:病態医化学関連
研究機関群馬大学 (2021-2022)
東京女子医科大学 (2020)

研究代表者

三好 悟一  群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20519326)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード自閉スペクトラム症 / 抑制回路発達 / 神経発達障害 / 生後発達 / 抑制ニューロン / 皮質発達 / 脳波 / 興奮抑制バランス / FOXG1 / 自閉症スペクトラム / 前頭前皮質 / 社会性行動 / 中間表現型
研究開始時の研究の概要

神経発達障害である自閉症スペクトラムは遺伝と環境リスク両要因の複雑な相互作用により起こると考えられており、発症機構はほとんど明らかにされていない。本研究では、これまでに確立した3種類の自閉症モデルマウス群に共通してみられる発症の臨界期に着目し、自閉症様社会性行動異常が産み出される脳内発達メカニズムの解明を目指す。自閉症中間表現型の回路・分子レベルでの構成的理解を通じた治療方法の提案に挑戦する。

研究成果の概要

本研究では最先端の遺伝学手法を駆使し、マウスにおいてもヒトと同様にFoxG1増加・減少いずれのケースも自閉症様表現型である社会性行動の異常や、ガンマ脳波減衰が再現されることを確認した。特発性自閉スペクトラムへのFOXG1の関与を明らかにするため、時期特異的なFoxG1発現操作を発達期に実施することで、発症を左右する臨界期が生後2週目に形成され、抑制回路の発達および社会性の形成が促進されることを明らかにした。抑制系への介入操作によって、自閉症モデル動物の表現型が正常化し治療回復することや、逆にさらなる悪化も起きることを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

自閉症モデル動物において、発達期脳内回路にどのような変化が生じることが要因となり発症や治療が進むのかを解明することは、自閉スペクトラム症研究のブレイクスルーになると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)

  • [学会発表] FOXG1-dependent early juvenile critical period for autism-associated behavioral circuit2020

    • 著者名/発表者名
      Goichi Miyoshi
    • 学会等名
      FOXG1 Science Symposium 2020
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 国際学会 / 招待講演

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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