研究課題/領域番号 |
20K07470
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49040:寄生虫学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
松崎 素道 国立研究開発法人理化学研究所, 革新知能統合研究センター, 研究員 (00511396)
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研究分担者 |
永宗 喜三郎 国立感染症研究所, 寄生動物部, 室長 (90314418)
高島 康弘 岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授 (20333552)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | トキソプラズマ / 病原性 / QTL解析 / 有性生殖 / 病原性因子 / 実験的交雑 / 中間宿主 |
研究開始時の研究の概要 |
トキソプラズマは時として重篤な日和見感染症や先天性感染症を引き起こす単細胞寄生生物であり、その病原性の強弱は遺伝子型によって著しい差異がある。これまで遺伝学的手法により病原性遺伝子が発見されてきたが、日本で分離されたトキソプラズマには既知遺伝子で説明できない病原性を示すものが存在している。トキソプラズマの遺伝学実験は比較的困難であったが、中間宿主であるマウスを利用したより容易な方法が実施可能だと考えられる。そこで本研究はこれを日本分離株に適用して新規の病原性因子を見出すことを目的とする。
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研究成果の概要 |
本研究課題は、日本で分離された遺伝子型と表現型に特徴がある株を材料として用い、中間宿主であるマウスの腸内で交雑させた株を多数取得し、ゲノムリシーケンスにより得たSNP情報を使ったQTL解析によって新規の病原性因子を同定することを目的とした。 しかしながら、研究期間の開始とともにCOVID-19の感染拡大が繰り返したため、長期に渡る培養実験や動物実験は先が見通せない状況では着手困難であった。そのため本研究では文献調査や学会参加によって情報収集につとめた上、最終年度に若干の実験を実施できたに留まり、実質的な研究成果は得られていない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究期間を通じてCOVID-19の感染拡大が繰り返したため、文献調査や学会参加による情報収集と、最終年度に若干の実験を実施できたに留まり、実質的な研究成果は得られていない。
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