研究課題/領域番号 |
20K07640
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
伊東 竜哉 札幌医科大学, 医学部, 助教 (10516636)
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研究分担者 |
高澤 啓 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (00593021)
竹政 伊知朗 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50379252)
信岡 隆幸 札幌医科大学, 医学部, 講師 (50404603)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 胃癌 / claudin-18.2 / 薬物療法 / 分子生物学的研究 / 分子標的治療 / Claudin-18.2 / 浸潤 / 転移 / 発現調節機構 |
研究開始時の研究の概要 |
胃癌切除標本および胃癌細胞株を用いて胃癌におけるClaudin-18.2の発現調節機構を解明することで、すでに研究が進みつつあるClaudin-18.2抗体療法の臨床応用の一助とするとともに、胃癌浸潤転移能獲得におけるメカニズムの解析による胃癌病態解明を目的とする。
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研究成果の概要 |
本研究は、胃粘膜特異的に発現するclaudin-18.2蛋白を標的とした抗体治療に向けて、胃癌におけるclaudin-18.2の発現状況とその調節機構を解明することを目的とした。まず胃癌原発巣および転移巣でのclaudin-18.2発現状況の差異を検討した。その結果、claudin-18.2発現胃癌のおよそ半数は転移巣においてもclaudin-18.2を発現が維持されることが判明した。一方で残り半数は発現強度が減弱ないし消失した。claudin-18.2発現胃癌では腫瘍先進部においても良好に発現が得られ、claudin-18.2発現と周囲微小環境、がん転移能獲得との関連が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究期間中に胃癌に対するclaudin-18.2を用いた抗体療法の臨床試験の結果が複数報告され、本邦においても本治療の承認が得られた。一方でclaudin-18.2発現調節機構や、癌における機能については不明である。本研究ではこれらの端緒に触れるも、全貌の解明には至っていない。しかし我々は過去の研究も踏まえ、claudin-18.2蛋白の細胞内局在がこれらを解決する重要な点と考えるとともに、これは実際の治療応用に際しても重要な点になると考ええている。現在、本研究はcell lineを用いた研究に発展・進行中である。
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