研究課題/領域番号 |
20K07837
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 特定非営利活動法人JORTC (2023) 聖隷クリストファー大学 (2020-2022) |
研究代表者 |
前田 一石 特定非営利活動法人JORTC, 臨床研究部門, 外来研究員 (70706639)
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研究分担者 |
羽多野 裕 特定非営利活動法人JORTC, 臨床研究部門, 外来研究員 (30516034)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 緩和医療 / レジストリ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、緩和治療のレジストリ研究を実施し、終末期がん患者の難治性症状(難治性疼痛、呼吸困難、気道分泌亢進等)に対する薬物療法のリアルワールドでの安全性・有効性を明らかにするもので、脆弱な終末期の集団にも適応可能な治療法の確立を目指すものである。研究成果はガイドラインへの収載され、患者ケアの質を向上させると共に、本研究枠組みは継続的なエビデンス創出基盤として機能することが期待できる。
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研究実績の概要 |
終末期がん患者ではランダム化比較試験等の実施が困難であり、またランダム化比較試験の集団と比べると、実臨床の集団は脆弱性が極めて高く、介入試験の結果をそのまま臨床応用できないという問題点がある。本研究は、緩和治療のレジストリ研究であり、終末期がん患者の難治性症状に対する薬物療法のリアルワールドでの安全性・有効性を明らかにすることを目的とした研究である。対象となる難治性症状および症状緩和治療について、あらかじめ研究協力者と協議してリアルワールドでの症例数、治療内容、アウトカム指標を整理したうえで、webベースのレジストリを用いて研究参加施設から臨床データを収集し、治療の安全 性・有効性を明らかにするという手順で研究を進める。2023年度は研究協力者と共同して、せん妄(Kurisu K, Maeda I et al. Support Care Cancer. 2024 Feb 8;32(3):147., Imai K, Maeda I et al. J Pain Symptom Manage. 2023 Jun;65(6):479-489.)、終末期鎮静(Maeda S, Maeda I et al. J Palliat Med. 2023 Nov;26(11):1501-1509.)、予後予測(Hiratsuka Y, Maeda I et al. J Hosp Palliat Care. 2023 Mar 1;26(1):1-6.)に関する臨床データをまとめて報告したことが主な成果である。収集したデータの論文化が完了していない課題があり、2024年度は研究期間を延長しこれらのデータの論文化、学会発表を行う。また、引き続き研究参加施設、データセンターと緊密な連携を取って、終末期がん患者に対する緩和治療のリアルワールドデータを得られる仕組みが継続されるよう調整を行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初4年間で収集したデータのうち、論文化が完了していない課題が数課題(嘔気嘔吐、終末期の時系列データ等)あり、1年間研究期間を延長しこれらの完了を目指す。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間の1年間の延長が許可されたため、収集したデータの論文化が完了していない課題があり、これらのデータの論文化、学会発表を行う。また、本研究で構築された終末期がん患者に対する緩和治療のリアルワールドデータを得られる仕組みが継続されるよう調整を行っていく。
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