研究課題/領域番号 |
20K07851
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
赤崎 雄一 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (00631920)
|
研究分担者 |
池田 義之 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (00573023)
窪薗 琢郎 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 講師 (00598013)
大石 充 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (50335345)
徳重 明央 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70780287)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | ミトコンドリア / ミトコンドリア機能 / サルコペニア / 老化 / 酸化ストレス / アンジオテンシン / 心不全 / 骨格筋萎縮 / 抗癌剤 / マイトファジー / 抗がん剤 / 心筋 / 骨格筋 |
研究開始時の研究の概要 |
抗癌剤による心機能障害と骨格筋障害の機序を解明し、治療法を確立することは、癌患者の予後改善につながることが期待される。A.基礎実験:心筋芽細胞および骨格筋由来筋芽細胞を用いて、ドキソルビシンを投与し、細胞を評価する。電子顕微鏡などを用い、オートファジーを評価する。マウスを用いて、抗癌剤投与前後の心機能及び骨格筋機能を評価する。電子顕微鏡や生化学的指標を用いてオートファジーやマイトファジーの評価を行う。B. 臨床研究:化学療法前後の心機能および骨格筋機能評価を行う。以上により、オルタナティブオートファジーを主体としたマイトファジーに着目し、心筋および骨格筋障害の治療ターゲットを明らかにする。
|
研究成果の概要 |
癌治療は、決して予後の悪いものだけでなくなったが、心合併症は、致命傷になることもある。一方、身体機能の低下は、日常生活や予後にも大きな影響を与える。抗癌剤は、心機能障害と骨格筋障害は、相互に影響していることが示唆され、治療法を確立することが期待される。C2C12細胞、H9c2細胞についても分化・増殖については、抑制されており、ミトコンドリアはC2C12細胞、H9c2細胞において、分裂したミトコンドリアの増加を認めており、fissionに傾いていることが確認された。オルタナティブオートファジーの低下がドキソルビシンによる心筋障害および骨格筋障害に関与することが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抗癌剤による心機能障害と骨格筋障害は、相互に影響していることが示唆され、治療法を確立することは、癌患者の予後改善につながることが期待されます。ドキソルビシンによる心筋障害および骨格筋障害の分子機序に関与する機序として、オートファジーの低下が影響することが示唆された。
|