研究課題/領域番号 |
20K07976
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
大塚 耕太郎 岩手医科大学, 医学部, 教授 (00337156)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 精神保健 / ハイリスク者ケア / 自殺対策 / 教育効果 / 教育法 / 感染対策 / コロナ禍 / コロナ禍の感染対策 / 双方向性教育 |
研究開始時の研究の概要 |
地域での効果的な精神保健におけるハイリスク者ケアの実施にあたっては、性別や年齢、領域などによるサブグループに応じた対策が必要である。本研究では地域精神保健に関するサブグループ毎のハイリスク者ケアの方法論の開発を目的として、教育プログラムの開発およびプログラムの効果検証、サブグループの対策を組み合わせた包括的な地域精神保健におけるハイリスク者ケアの教育モデルの開発を行う。
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研究成果の概要 |
精神保健でのハイリスク者対応を要する自殺対策や被災地の心のケア、コロナ禍などの従事者への技術的支援や、地域でハイリスク者に関わる地域の民生児童委員や保健推進委員や家族などを始めとする一般住民などに対する普及啓発の方法論の構築を試みた。オンライン型研修やeラーニング、双方向性教育モデルを取り入れ、地域の関連の教育の場を活用して、教育プログラムを実施した。また、普及啓発プログラムではスティグマ対策を視野に入れたロボット導入による教育法をプログラムを加えた。教育効果の向上と効果評価のモデルとして、Q&A式、小集団や大人数へのクリッカーシステムの導入も図り回答内容を統計的に整理した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神保健では、精神保健の課題として自殺対策や災害支援、コロナ禍など逼迫した課題が多くある。そしてハイリスク者対応を要する。教育にあたっては教育法や教育効果、スティグマ対策などを念頭に置く必要がある。本研究を通して、関心を高めたり、地域状況を踏まえた実施法として、オンライン型研修やeラーニング、双方向性教育モデル、ロボット導入による教育法、教育効果を念頭に入れたQ&A式、クリッカーシステム導入をはかり、現場での有用性を検討した。
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