研究課題/領域番号 |
20K08000
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
平井 俊範 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (40274724)
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研究分担者 |
東 美菜子 宮崎大学, 医学部, 教授 (00643389)
片岡 寛章 宮崎大学, 医学部, 教授 (10214321)
佐藤 裕之 宮崎大学, 農学部, 准教授 (20545404)
徐 岩 宮崎大学, 医学部, 教授 (40506763)
石塚 匠 宮崎大学, 医学部, 助教 (50700085)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | MRI / 造影剤 / 癌 / バイオマーカー / 分子結合 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は3年計画であり、トレーサーとしてのアルキン基を持つ糖(核酸、アミノ酸)誘導体、アジド基を持つガドリニウム(マンガン)製剤の分子の創製が第一段階である。そして第二段階として、その開発した技術を動物実験へと展開し、がんに特異的なMRIによる分子イメージングの実現可能性を探求する。
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研究成果の概要 |
細胞実験において、腫瘍細胞(4T1 cell)にクリック反応する糖とPBS bufferを加えて培養し、MRI造影剤(Gadobutrol)やクリック反応用に化学修飾したGadobutrolを加えました。そのあと細胞を破砕してgadolinium(Gd)量をICP-MSで測定しました。その結果、クリック反応用に化学修飾したGadobutrolと反応させた腫瘍細胞のGd量がコントロールと比べて有意に高値でした。これはクリック反応によりGd造影剤が腫瘍細胞に大量に残留することを示唆しました。次の段階として、腫瘍マウスを用いてMRI撮像して腫瘍の信号強度を測定し、また腫瘍内のGd量を測定予定です。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究による新たな画像診断技術の開発は、汎用性の高いMRI装置を用いた空間分解能の高い新たな分子イメージング技術の開発に繋がっていくものと考えられ、FDG-PETのようにがんの早期発見、がん治療前のステージング、がん治療後の経過観察に有効な手法になる可能性が期待されます。
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