研究課題/領域番号 |
20K08162
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
中西 浩一 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50336880)
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研究分担者 |
島 友子 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60433364)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 多発性嚢胞腎 / 上皮間葉移行 / 増殖 / 分泌 / 細胞外基質 / 組織トランスグルタミナーゼ / miRNA / 多発性のう胞腎 / 疾患特異的治療 |
研究開始時の研究の概要 |
多発性嚢胞腎(polycystic kidney disease、PKD)は、慢性腎不全の主要な原因の一つである。常染色体優性と常染色体劣性があり、臨床上の差違にもかかわらず共通の基本的病態生理が存在する。 本研究では、PKDの複数の基本的病態生理における組織トランスグルタミナーゼの関与とその機序を解明し、それらを修飾することによる病態生理に基づいた疾患特異的治療開発のための基礎的知見の獲得、およびそのヒトへの応用のためのモデル動物を用いた治療研究による効果の確認を目指す。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、多発性嚢胞腎(PKD)の複数の基本的病態生理における組織トランスグルタミナーゼの関与とその機序を解明し、それらを修飾することによる病態生理に基づいた疾患特異的治療開発のための基礎的知見の獲得、およびそのヒトへの応用のためのモデル動物を用いた治療研究による効果の確認である。 R3年度まではPKD培養細胞系とARPKD動物モデル由来組織における、組織トランスグルタミナーゼ発現と、これまでに蓄積されているARPKDモデルにおけるmiRNA データとの関連を軸として、病態解析を進めてきた。 R4年度はさらにリアルタイムPCR、ウエスタンブロティング、免疫染色の手法で解析を進めている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多発性嚢胞腎の複数の基本的病態生理における組織トランスグルタミナーゼの関与とその機序が解明され、それらを修飾することによる病態生理に基づいた疾患特異的治療開発のための基礎的知見が獲得され、そのヒトへの応用のためのモデル動物を用いた治療研究による効果が確認されれば、新しい治療法の開発に繋がる可能性があり、医学・医療に貢献する。
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