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ダウン症関連白血病における転写制御破綻機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K08249
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関弘前大学

研究代表者

金崎 里香  弘前大学, 医学研究科, 助教 (60722882)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード転写因子 / 白血病 / ダウン症 / 急性巨核芽球性白血病
研究開始時の研究の概要

研究代表者らは、ML-DSで高頻度に変異が検出される遺伝子の多くが、巨核球系分化に必須の転写因子であるGATA1と協調して機能する(またはその可能性の高い)因子であることを見出した(未発表)。GATA1を中心とした遺伝子発現制御の破綻が、ML-DS発症の共通したメカニズムであるという仮説のもと、本研究では主に高頻度に変異が検出された遺伝子とGATA1との相互作用の検証を行い、白血病発症の鍵となる遺伝子発現制御の破綻機序を解明する。

研究成果の概要

ダウン症新生児の約10%は、未熟な巨核球が一過性に増殖する血液疾患(TAM)を発症する。TAM症例は多くが一旦寛解するものの、高率に巨核球性白血病(ML-DS)へと進展する。本研究の目的は、ML-DS移行の予防と予後の改善を目指し、ML-DS発症の分子機構を明らかにすることである。
最新の研究では、巨核球系分化に必須の転写因子GATA1と協調して機能する(またはその可能性の高い)因子の変異が、ML-DSで高頻度に検出されている(未発表)。GATA1を中心とした遺伝子発現制御の破綻が、ML-DS発症の共通したメカニズムであるという仮説のもと、白血病発症の鍵となる遺伝子発現制御の解明を試みた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

TAMからML-DSへ進展する分子メカニズムを解明することは、ML-DS発症を予防する上で重要であり、ML-DSの新たな治療法を開発する際にも必要な知見となる。また、本研究における転写因子の機能解析データを提供することは、医学のみならず基礎的な分子生物学分野の発展に対しても貢献しうるものと考える。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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