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転写共役活性化因子PDIP1による普遍的酸化ストレス調節能の検証と標的分子探索

研究課題

研究課題/領域番号 20K08302
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関群馬大学

研究代表者

佐藤 賢  群馬大学, 医学部, 非常勤講師 (40396619)

研究分担者 山崎 勇一  群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (00582404)
堀口 昇男  群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (10550022)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードPDIP1 / 転写共役活性化因子 / アルコール性肝炎 / ノックアウトマウス / 酸化ストレス
研究開始時の研究の概要

PDIP1の欠損マウス(KOマウス)では、高脂肪食負荷による脂肪肝形成や非アルコール性脂肪肝炎などの病態の発症に耐性を示す。その機構として酸化ストレスの軽減が示されたが、PDIP1の酸化ストレス抑制の詳細な分子機構は不明である。一方、アルコール性肝炎は飲酒継続により発症する予後不良の疾患で、病態の一つとして酸化ストレスが重要である。そこで、アルコール性肝炎のモデルマウスを用い、本研究は主要評価として、PDIP1の酸化ストレス調節機構の普遍性を検証する。副次的評価として、PDIP1と酸化ストレスを繋ぐ標的分子を発見し、候補分子の中から、アルコール性肝炎に対する治療候補分子を決定する。

研究成果の概要

アルコール性肝炎モデルで、PDIP1ノックアウト(KO)マウスと野生型(WT)マウスとの比較実験を行った。血液生化学検査では、KOマウスはWTマウスと比べて、ALPとTGが有意に低下していたが、ALTやAST及び総ビリルビンなどで差が見られなかった。そのため、アルコール負荷及び非アルコール負荷のWTマウスでの影響の比較を検討したところ、ALPとコレステロールはアルコール負荷マウスの方が有意に低値であった一方、AST、ALT、ビリルビン、TGなどは有意な差を認めず、実験系の確立不十分の可能性が考えられた。病理組織学的検討では、アルコール性肝炎モデルでWTとKOマウスで明らかな差を認めなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究成果に関しては、残念ながらpreliminaryな結果となっており、今回の結果は、実験系の確立には至っていない可能性を示唆しています。研究テーマの真の結果を求めるには、再実験で、実験の条件などの変更等を行っていく必要があり、実験の難しさを痛感しました。学術的意義や社会的意義に関しては再実験の結果論文化等で今後明らかにできれば幸いと思っております。

報告書

(1件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-01-30  

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