研究課題/領域番号 |
20K08411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
皿井 正義 藤田医科大学, 大学病院, 教授 (10298531)
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研究分担者 |
谷澤 貞子 (元山 貞子) 藤田医科大学, 医学部, 客員教授 (30308902)
河合 秀樹 藤田医科大学, 医学部, 准教授 (30778361)
外山 宏 藤田医科大学, 医学部, 教授 (90247643)
市原 隆 藤田医科大学, 医学部, 教授 (90527748)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | BMIPP / myocardial fatty acid / myocardial blood flow / myocardial CT / coronary CT / 心筋脂肪酸代謝 / ダイナミック・スキャン / 傷害心筋 / 心筋血流 / パーフュージョンCT / SPECT / 心筋ダイナミック造影CT |
研究開始時の研究の概要 |
SPECT核種は血流に乗って心筋細胞まで到達し、その後心筋細胞内に取り込まれる。正確な心筋血流量を求めて心筋脂肪酸代謝量を標準化する必要がある。市原らはヨード造影剤が静注され心筋部へ到達する動態を2コンパートメントモデルで記述し、その理論に基づきダイナミック造影CTで血 中及び心筋部の造影像から心筋血流値を算出する新しいアルゴリズムを考案し、犬の虚血モ デルにて評価した。この方法をヒトで応用し、定量的に心筋血流量を算出する。この血流量の情報で、求められた心筋脂肪酸代謝 値を標準化して、正確な心筋脂肪酸代謝量を算出する。
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研究成果の概要 |
安静時の心筋血流は3群間(正常、梗塞、機能障害:壁運動低下)で差がなかった。これは、すべての症例でPCIが成功しているためと考えられた。安静時血流と脂肪酸動態はあまり関係がなかった。BMIPPの初期像での視覚的な集積(%UT)は、K1と弱い有意な正相関、k2/K1と強い有意な逆相関を認めた。3群間での比較では、BMIPPの初期像での%UTによる機能障害の評価は難しく、BMIPPの摂取量・排出量・排出量/摂取量比・摂取率の評価が必要と考えられた。<結語>BMIPPのダイナミックスキャンによる定量的心筋脂肪酸動態の測定は心筋の状態の評価に有用と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Quantitative measurement of myocardial fatty acid dynamics by BMIPP dynamic scan was considered useful for the evaluation of myocardial status (dysfunction).
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