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次世代シークエンスを用いた致死性不整脈の新たな原因遺伝子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 20K08420
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

八木原 伸江  新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (70750347)

研究分担者 佐藤 光希  新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (40600044)
南野 徹  順天堂大学, 医学部, 教授 (90328063)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード不整脈 / 次世代シークエンス / 原因遺伝子 / 不整脈症候群 / 遺伝子検査
研究開始時の研究の概要

心臓に器質的な異常を伴わない不整脈症候群は遺伝性疾患であることが知られているが、その遺伝的背景は不明であることも多い。
本研究では、不整脈症候群の症例に対して次世代シークエンスの手法を用いて網羅的な遺伝子解析を行い、新たな原因遺伝子を探索する。さらに、個々の症例の臨床的な特徴や検査所見と遺伝子解析の結果をもとにして、個々の症例におけるリスクの層別化や薬剤治療等の個別化治療への応用を目指す。

研究成果の概要

150例余りの不整脈症候群および不整脈を合併した心筋症の症例において、次世代シークエンスの手法を用いて原因遺伝子の同定を行った。全ゲノムや全エクソームの解析では、疾患とは関連のない変異や多型が多数同定されることが予測される。そのため、心筋に発現するイオンチャネル等のタンパクや、心筋の発生や維持に重要な役割を果たすタンパク等の遺伝子にターゲットを絞ることにより、病原性が高いと考えられる変異の同定を目指した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

突然死を来しうる不整脈症候群の多くは遺伝性であることが知られているが、既知の原因遺伝子の解析を行っても変異が同定されないことは多く、原因遺伝子の解明は十分とは言えない。より多くの不整脈の症例で病原性が高いと考えられる原因遺伝子を同定するための独自のアッセイを構築した。既知の原因遺伝子に変異が同定された症例を除外した。Brugada症候群では2種、QT延長症候群では15種の新規の原因遺伝子の候補が同定された。

報告書

(5件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-01-30  

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