研究課題/領域番号 |
20K08806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
鈴木 勝也 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (70306695)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 自己免疫疾患 / T細胞 / 共刺激調節薬 / 創薬 / 抗体医薬 / 治療 / 全身性自己免疫疾患 / 抑制性免疫チェックポイント分子 / 末梢性ヘルパーT細胞 / 制御性T細胞 |
研究開始時の研究の概要 |
全身性自己免疫疾患では、自己と非自己を区別する免疫寛容が何らかの原因で破綻している状態にあると考えられている。ヒト全身性自己免疫疾患患者由来T細胞およびB細胞を用いた評価および動物モデルを用いて、全身性自己免疫疾患の新たな画期的な治療法の確立を目指す。
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研究成果の概要 |
抑制性免疫チェックポイント分子であるTIGITを標的とした新規T細胞選択的共刺激分子調節薬の有効性の検証を行い、全身性自己免疫疾患の新たな画期的な治療法のプレクリニカルなデータを取得した。ヒトTIGITを標的とした介入は、全身性自己免疫疾患の病態と関連の強いTfh細胞、Tph細胞の機能を抑制し、制御性T細胞の活性を増強する機序を新たに提唱した。全身性自己免疫疾患の制御を目指す新規治療薬の開発およびT細胞選択的共刺激分子調節による新規の分子機構の提唱の2点において重要な研究成果と考えている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全身性自己免疫疾患の制御を目指す新規治療薬の開発およびT細胞選択的共刺激分子調節による新規の分子機構の提唱の2点において重要な研究成果と考えている。本研究成果が全身性自己免疫疾患治療の発展に役立つことが期待される。
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